慢性腰痛治療
腰痛には急性腰痛と慢性腰痛があります。急性腰痛は一般的にはギックリ腰と言われ、それ以外の腰痛は慢性腰痛の一種になります。
慢性腰痛には必ず痛みの原因があり、その原因を改善することが根本改善につながります。
慢性腰痛の原因
運動不足
運動不足の人の身体は、筋力の低下や筋肉の柔軟性が失われています。
筋力や柔軟性が低下していると、普段身体を支えるという重要な役割のある筋肉ですが、自身の身体を支えるだけでいっぱいいっぱいになり、負担が蓄積して鈍痛へと変化していきます。
運動不足 → 筋力低下 → 体力・意欲の低下 → 血流循環の低下 → 筋力低下
このような悪循環になってしまい、最終的にぎっくり腰になってしまうことも少なくありません。
過度のストレスや疲労
疲労がたまってくると筋肉の柔軟性が低下します。さらに、疲労が蓄積している筋肉は普段通りの力が発揮できなくなります。つまり、疲労状態の身体(筋肉)では、日常生活だけでも筋肉に過度な負担がかかってしまいます。
ストレスが蓄積されると、身体の調子を整える「自律神経」が乱れます。ストレス状態では興奮する神経(交感神経)が常に優位に働くため、リラックスすることができません。
そのため、睡眠をとっても朝疲れが残っていたり、そもそも寝付けなかったりもします。
このような状態が続くことで、筋肉の柔軟性がどんどん失われていきます。
こちらの悪循環になることにより、最終的にぎっくり腰になるリスクを高めてしまいます。
骨盤や背骨の歪み
筋肉のほとんどは骨についています。では、その骨が歪むとどうなるでしょうか?
骨が通常とは違う位置に存在(数ミリ)しているので筋肉、関節に負担がかかります。
普段の生活では多少身体が歪んでいても、さほど支障はありません。
しかし、筋肉には日に日に負担が蓄積していきますので、限界近くになると鈍痛が出現します。そのまま放置を続けるとぎっくり腰になることもあります。
特に、産後の女性や、デスクワークで足を組んでいる方は、まず確実に骨盤が歪んでいるでしょう。
足を組まない、左右偏った姿勢を長時間とならい、などの生活習慣の見直しも行うことも重要です!
腰部周辺の既往症や内臓疾患
腰部周辺の既往症で代表的なのは「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰椎分離症・すべり症」「坐骨神経痛」 などが有名です。
このような既往症があると、無意識の内に「腰に負担がかからないようにしなくちゃ」と思い、腰周辺の筋肉や関節を動かそうとせず硬くなってしまいます。
結果、運動不足と同じような状態になり、慢性的な痛みやぎっくり腰のリスクを高めてしまいます。
慢性腰痛の治療
慢性腰痛の治療は、まず原因を突き止めることが重要です。
和くーれ接骨院では、手技による施術を主に行います。
筋肉、筋膜の調整・骨格の調整や矯正・自律神経の調整・リハビリや自宅でのケアの提案 等を行い、痛みの原因にアプローチし治療を行います。
筋肉・筋膜の調整
痛みの原因となる筋肉や筋膜を手技により調整していきます。
お身体の状態によって筋膜ストレッチやインナーマッスルトレーニングなどを行い、硬い筋肉や動きの悪くなってしまっている部分の調整をしていきます。
骨盤・骨格の矯正
骨盤や骨格はお身体の土台や支柱となる部分です。
和くーれ接骨院では、「バキバキ」「ボキボキ」というように骨をならすものではなく、手技により骨盤や骨格を調整していきます。
痛みや恐怖心はないので安心して受けることができます。
セルフケア
症状の改善に必要なご自宅ででき、誰にでもできるような簡単なストレッチやトレーニングなどのセルフケアの方法をお伝えします。
ご自宅で継続して行うことで再発予防などの効果もあります。
また、日常生活の気を付けてほしいことなどもお伝えしていきます。
慢性腰痛を放置すると・・・
慢性腰痛は放置していて治ることはありません。
放置することにより更に血流が悪化し、筋肉だけではなく関節の動きも制限して少し外力で『ぎっくり腰・腰椎椎間板ヘルニア』の発生の原因になります。
また骨格や骨盤が歪むことにより背骨に沿って走行する自律神経がストレスを受け、自律神経の乱れや疲れから腰痛が悪化することも少なくありません。
腰痛は一生治らないから、うまく付き合っていかなければいけないと思っている方たちがいらっしゃいます。
しかし、原因がわかれば、根本から解消することが出来ます。
長年腰痛で悩んできた方やどこの病院や整骨院、整体に行っても変わらなかった方は、諦める前に和くーれ接骨院までご相談ください。